【障害者雇用状況報告】~H30統計結果~
7/16(火)に障害者雇用状況報告の提出期限が到来しましたが、報告は無事お済みでしょうか。
毎年この時期は、年度更新・算定基礎届の提出期限とも重なり、業務の繁忙期を迎えております。
さて、この報告については統計が行われており、統計結果が発表されていることをご存知でしょうか。平成30年障害者雇用状況の統計結果が発表されていますので少しご紹介します。
障害者雇用の状況
雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新しています。
<民間企業>
・雇用障害者数は53万4,769.5人 前年から7.9%増加
・実雇用率2.05%、前年から0.08ポイント上昇
障害者の法定雇用率達成企業割合
現在の法定雇用率は下の表のとおりです。
平成30年におけるこの法定雇用率を達成している企業の割合は45.9%でした。(前年から4.1ポイント減少)
達成している企業は、半分を下回っております。この数字について、少ないと思う方もいれば、障害者の方をまったく雇用していない企業にいる方の中には多いなとも思われたのではないでしょうか。
これまでに障害者の方を雇用したことがない企業の方は、新たに雇用することに対して不安があるのかもしれません。
しかし、行政は障害者の方を雇用しやすくするため、様々な助成金や報奨金などの各種制度を設けており、私どもはその助成金を受給することのお手伝いをしております。
是非、助成金等を活用し法定雇用率の達成を目指してみませんか。
最後に
この統計結果について、昨年大きく話題になりました。
公的機関において、障害者手帳の交付に至らない者をカウントし障害者の人数を水増しした問題が連日報道されていたことを思い出します。
近年、対象の障害者に精神障害が加わったなどそのルールは年々変わっており、知らなかったではいけません。
来年以降の障害者雇用状況報告の依頼についてご検討されていましたら、是非お気軽にご相談ください。
アスカ総合事務所 鈴木