世界一大きい般若心経
みなさんは、金澤翔子さんという書家をご存知でしょうか。
金澤翔子さんは、新生児期に敗血症にかかり後にダウン症と診断されましたが、5歳から母の師事で書を始め、いまでは「ダウン症の天才書家」と言われています。
多くの個展を開催したり、テレビに出演することもあります。
今年の「令和」と年号が発表された時も朝のテレビ番組で「令和」の書を生放送で披露していました。
この金澤翔子さんの書が、当事務所がある浜松市の「龍雲寺」に常設展示されており、拝観時間内であればいつでも無料で鑑賞することができます。
なかでも30歳の記念作である「世界一大きい般若心経」は、金澤翔子さんの代表作ともいえる作品で平成29年に新築された涅槃堂に展示されています。
その大きさは、縦4m×横16m もあり、まさに圧巻で見ているだけで心が洗われていくようです。
他に展示されている書も、大変見ごたえがある作品ばかりです。
龍雲寺は、佐鳴湖の湖畔にあり、境内が9千坪もある約700年前に開かれた歴史あるお寺です。
他にも「地獄極楽図」という迫力のある絵図が展示されていたり、大変美しい庭園もあります。
裏山に登ると佐鳴湖が一望でき、眺めているだけで穏やかな気分になります。
ぜひみなさんも日々の疲れを癒しに拝観に行ってみてはいかがでしょうか。
アスカ総合事務所 杉山