シトラスリボン運動

わが国で、新型コロナウィルス感染症が発症してから、既に1年以上が経過しました。未だに、収束の見通しはつかず、店舗の営業時間短縮や休業、テレワーク等の在宅勤務や外出自粛の要請が続いております。

しかし、新型コロナウィルスに感染した方やその家族あるいは医療従事者の方々。さらには福祉、農業、小売・販売、通信、公共交通機関など、社会生活を支える仕事をしている方々に対する言われなき非難や中傷がSNS等に拡散しています。

そのような差別、偏見、いじめ等があることに対して愛媛県の有志の方々が、それぞれの地域で「おかえり」「ただいま」と温かく迎え入れられる社会を作ろうと始まったのが、シトラスリボン運動です。

シトラスは英語で柑橘類を表します。柑橘類の産地愛媛県ならではのネーミングではないかと思います。リボンの3つの輪は、「地域」「家庭」「学校又は職場」表しています。それぞれの地域・家庭・学校・職場で新型コロナウィルス感染症に対して、偏見、差別、いじめ等をなくし、暮らしやすい環境を作っていこうという運動です。

私たちもその趣旨に賛同し、シトラスリボン運動に参加しました。新型コロナウィルス感染症のみならず、全ての偏見・差別・いじめ等の無い社会を目指したいものです。私たちの暮らす静岡県も柑橘類の一大産地です。愛媛県の皆さんの志を繋いで取り組んでいきたいと思います。

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