マルバアメリカアサガオ

10月も半ばを過ぎたある日、当事務所の原田が駐車場の片隅に自生していたアサガオを摘み、活けてくれました。

アサガオといえば夏の花(?)のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

「温暖化で季節感がなくなった!」などと決めつけていた私達でしたが、それは誤りのようです。

そもそも、アサガオには11月頃まで花を咲かせる種もあり、

俳句の世界では 秋の季語になっています。

(旧暦では、7~9月は秋なのですね。)

「アサガオ」、「ヒルガオ」、「ユウガオ」、「ヨルガオ」と

同じような花を咲かせるつる性植物ですが、

アサガオ、ヒルガオ、ヨルガオはヒルガオ科。

ユウガオはウリ科です。

ユウガオのウリからカンピョウが作られます。(大好物です。)

「アサガオ」「ヒルガオ」「ヨルガオ」はヒルガオ科サツマイモ属。

サツマイモと同じ仲間ですから食べられそう・・・と思ったら、

種に有毒性があり食べられません。

(葉や茎もやめておきましょう。)

ただ、ヒルガオの「花」はエディブルフラワー(食用花)として人気があるようです。

頭が混乱してきました。

「~ガオ」は実に奥が深い植物です。

(食される場合は、事前にしっかりと調べて、自己責任でお願いします。)

(H.Ito)

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