マルバアメリカアサガオ
アサガオといえば夏の花(?)のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
「温暖化で季節感がなくなった!」などと決めつけていた私達でしたが、それは誤りのようです。
そもそも、アサガオには11月頃まで花を咲かせる種もあり、
俳句の世界では 秋の季語になっています。
(旧暦では、7~9月は秋なのですね。)
「アサガオ」、「ヒルガオ」、「ユウガオ」、「ヨルガオ」と
同じような花を咲かせるつる性植物ですが、
アサガオ、ヒルガオ、ヨルガオはヒルガオ科。
ユウガオはウリ科です。
ユウガオのウリからカンピョウが作られます。(大好物です。)
「アサガオ」「ヒルガオ」「ヨルガオ」はヒルガオ科サツマイモ属。
サツマイモと同じ仲間ですから食べられそう・・・と思ったら、
種に有毒性があり食べられません。
(葉や茎もやめておきましょう。)
ただ、ヒルガオの「花」はエディブルフラワー(食用花)として人気があるようです。
頭が混乱してきました。
「~ガオ」は実に奥が深い植物です。
(食される場合は、事前にしっかりと調べて、自己責任でお願いします。)
(H.Ito)