『24年ぶり』の続き

先月の投稿で24年ぶりに恩師と再会したことを記したわけですが、その先生がGMとして主導するスポーツクラブチームの活動がこの春から始まりました。
早速、静岡新聞さんの取材を受けられ、記事がリリースされています。(小職も少し登場させていただきました)

「野球の指導がしたい」教員を辞めて起業。部活動の地域移行受け、中学軟式クラブ「ノバエーラ浜松野球クラブ」発足|静岡新聞アットエス

中学生だった当時の自身を振り返ってみると、競技の実力はからっきし無く下手くそだったわけですが、競技そのものは大好き。前回の投稿にも綴ったように部活の活動量は多かったのですが、それでも飽き足らず週に一度の休みにはチームメイトと公園で草野球をしたり、バッティングセンターに行ったり。家の中で遊ぶにしても、野球ゲームばかりやっているという有様でした(笑) 当時の自身にとって生活の大半は野球というスポーツのことで占められており、その中でも部活の比重は大きく、私のように下手でもその競技が好きな者にとって、誰でも受け入れてくれる部活というものは大切な基盤のひとつだったように思います。

しかしながら昨今、教職員の働き方改革の流れの中で部活動の地域移行がクローズアップされています。地域移行に伴って部活動が即座に無くなってしまうということではありませんが、活動量に制限が出ることで、特に団体競技は部活動としてのチーム維持が難しくなるケースがこれから増えていくのでは、と思います。
そんな折に先生と再会し色々とお話させていただく中で、率直に『当時の私のような生徒は、好きな競技を続けにくくなってしまうんですかね?』と伺ってみました。すると先生の回答は、『だからこそ自分がチームを作って、競技に取り組みたい生徒、そして生徒だけでなく教員も含めて受け皿をつくる』とのこと。それがこのノバエーラ浜松というチームです。

少し悶々とした思いを感じていたわけですが、先生の話を聞いて一瞬でワクワクとした気持ちを覚え、悶々とした気持ちは吹き飛んでしまいました(笑)
それと同時に、会社も同じですが組織を取り巻く問題の解決に特効薬など無い中で、大切なこと、成したいことの為に行動し続けるということを、先生から改めて学んだような気がします。


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ちなみに記事に登場するH監督(47)も私の中学時代の恩師でして、先日久しぶりに再会させていただきました。『先生変わらないですね~』なんて他愛ない雑談を交わしていたわけですが、その様子を見ていたTコーチ(42)より、『岸本さんって、H先生の同級生ですか!?』とのこと。

…気持ちの上ではSコーチ(29)と同い年くらいのつもりなのですが、やっぱり老けて見えるのかなぁ…と若干ショックを受けた、浜松市で行政書士・社会保険労務士の事務所を開く岸本一輝(39)でした。笑