ホヤという食べ物

大学のゼミの同期から、4月に同窓会があると連絡がありました。

学生時代にお世話になった先輩のなつかしい話で盛り上がりました。
その先輩は青森県出身で、ホヤが好物でした。
そのホヤを居酒屋で初めてごちそうになりました。

正確に言うと、無理やり食べさせられました。当時は、美味しくない食べ物だと思っていました。
今ではスーパーでも見かけますが表面がとてもグロテスクで、また中身もグニャグニャした黄紅色の一見とても食べれそうにない物です。

ホヤが美味しい食べ物だと思ったのは27歳の時、妻の実家(岩手県)でした。

義父に促されて、断ることもできず口に入れました。
学生時代に食べた物とは、まったく違った味がしました。
プリップリッの食感と磯の香りがし、噛むと苦味がまろやかな甘味に変わりました。無理をすることなく食が進み美味しいと思いました。

ホヤは採れたての新鮮な物でないと美味しさを味わうことができません。
冒頭にも言いました地元のスーパーでも置いてありますが、買ってまで食べようとは思いません。
岩手には3年ほど帰省していませんが、今年はぜひ新鮮なホヤをまた味わいたいと思っています。

アスカ総合事務所  志村

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