『子育て経営学』のすすめ

はじめまして清き一票を!

アスカ総合事務所の岸本一輝(きしもとかずき)です。

アスカ総合事務所には理事長の岸本がおりますので、
お電話などで私をお呼び出し頂く際には

『かずき』 若しくは 『若い方』

とお伝え頂ければ幸いです。
(じゃあ俺は『どういう方』なんだ、と理事長からのクレームが入りそうですが)

以後宜しくお願い致します。

さて、今回の投稿では、最近読んだ中で印象に残った一冊の本を紹介したいと思います。

私は、趣味と呼べるような趣味はあまり持ち合わせていませんが、
読書が好きで時間があるときには本を読んでいます。

なぜ読書が好きかというと、新たな知識を得られるのは勿論のこと、
頭の中にぼんやりとある考えや思いなどを言語化、整理するのに役に立つからです。

本を読み進めていき、『そうそう、こういうことだよな』と、
自分の頭の中にあった思いを的確に表現している文章を見つけ、
その表現を借りて他人に説明する。

学生の頃は単に面白い、という理由で小説を好んで読みましたが、
社会人になってからは主に上記のように知識習得、言語化という理由から本を選んで読んでいます。

とはいえ、最近はつい忙しさにかまけて『積ん読(つんどく)』になってしまい、
自室の机の上には本が山積みになっています。

図書館でまとめて借りてきて、とりあえず机の上に積み、
気が付いたら返却期限、なんてこともしばしば…。

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ついつい前置きが長くなってしまいました。

今回紹介させて頂くのは、宮本恵理子氏著『子育て経営学』です。

https://www.amazon.co.jp/気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか-子育て経営学-宮本恵理子-ebook/dp/B07G7MZ7BQ/ref=dp_kinw_strp_1

『働き方』や『生き方』『家族』といったテーマで長らく執筆活動に従事しているという著者が、
10人の若手経営者に対し、自身の『子育て』について様々な質問を行い、
それに対する受け答えをまとめている本です。

私がこの本をお勧めする理由は、
読み進めることで多くの気付きが得られる内容になっているからです。

インタビューを受けている10人はそれぞれバックボーンも家族構成も仕事も違いますが、
本著を読み進めていくと、家事や育児に対する考え方や方法に
いくつも共通要素があることがわかってきます。

また、そうした共通要素は家事や育児のみならず、
仕事のシーンでも当然に当てはまる要素であり、
当然に『真似をしたくなる』ことばかりです。

実際に読んで頂きたいので多くは記しませんが、
例を一つ挙げると『変化に対し柔軟に発想し、行動していること』が挙げられます。

例えば本書に登場するある経営者は、自身の子供が幼い頃、
それこそ小学校に上がる前からスマートフォンを与えているそうです。

『そんな小さな頃からスマホを与えたら、ゲームばかりして勉強しなくなるのでは?』
『目が悪くなるんじゃないの?』

といった、かねてより言われているデメリットを懸案するよりも、

『早期からインターネットに触れ、自分で使ってみることで多くの失敗を経験する』
『そこから自分で取捨選択できる、というスキルを身に付ける』

という考えからとのこと。IoTが進展する現代ならではの考え方だと思います。
(もちろん、折に触れてどのような使い方をしているのか、確認はしているとのことでした)

また、この経営者の方は元々ホームビルダーの会社を創業し経営していたものの、
ある時スマートフォンに触れたことがきっかけで将来を見据えて大きく仕事をシフトチェンジし、
現在は住宅業界に特化したAI開発の仕事としている、とのことでした。

もちろん、上記の例は大きく変化した例ですが、彼らは物事のサイズやカテゴリーを問わず、
柔軟な発想を忘れずに事に当たっている、ということが見受けられます。

私も割と柔軟な方である、と勝手な自己評価はしていますが、
つい忘れがちなこともあるので、心に留めて日々のシーンから実践していこうと思います。

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ご存じの方も多いかと思いますが、
現在では政府が男性の育児休暇取得には積極的な支援を行っています。

男性が育児休暇を取得しやすい職場づくりを行い、
育児休暇の取得を推進する企業に対しては『出生時両立支援コース』として、
助成金を給付する仕組みも存在します。
(こちらについては詳しくお伝えすることが出来ますので、当方にお問い合わせ下さい)

しかし、制度は有っても、男性の家事や育児への参画はまだまだ進んでいない、
というのが現状だと思います。

もちろん、過去からの学びや慣習は大切にする必要がありますが、

『昔から男性は社会に出て、女性は家事や育児をやるべきものだ』とか、

『自分の時代にはそのような制度は無かったから(取らせなくてよい)』など、

過去からある概念だからといって今のスタンダードではない考え方に固執する必要は無く、
今の時代に合わせて柔軟に対応していくもの
であると考えます。

『そんなこと言ったって、どうやって進めたらよいかわからない…。』

そんな悩みをお持ちの方はこの本を片手にアスカ総合事務所にお越し下さい。
男性社員と比較して女性社員の比率が高いアスカ総合事務所では、

『仕事』『家事』『育児』

全てにおいて豊富な実績に基づいたアドバイスが可能ですナイス

私自身もこの3つについて、多くの先輩女性職員から日々様々なことを教えてもらい、助けてもらっています。

というわけで本の紹介と、アスカ総合事務所の宣伝でした!
また折に触れて紹介していきたいと思いますので、今後もご愛読頂ければ幸いです。

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