業務の振り返り
新年、あけましておめでとうございます。関与先企業・法人の皆様におかれましては、旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。本年も懇切丁寧なサービスを提供できるように努力して参ります。よろしくお願いいたします。
さて、新年が始まってもはや一週間が経過してしまったわけですが、昨年小職が受任した業務を少し振り返ってみました。どの業務も印象に残るものばかりでしたが、中でも印象に残った2件の業務を紹介させていただきます。
1件目は、廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)における、広域認定制度の申請業務です。
今回我々は、砂や砂利、活性炭を使用したろ過材を主要商材とする、静岡県袋井市の株式会社ユニオンサービス様(掲載許諾済)より本件業務をお任せいただきました。同社は、仕入れた原料を元にろ過材を製造するだけでなく、浄化槽への充填工事、使用後の入替工事、回収、そして再生までを一貫して行うという、ワンストップでのサービス提供を実現しており、『広域認定を取得することでろ過材の再生利用をより促進させ、環境負荷の低減に貢献したい』という想いから、当方へご相談をいただきました。
冒頭、『昨年受任した…』としましたが、ここまで書いて、『そういえばこの業務を受任したのは一昨年(2022年)の5月頃だったな…』と思い出しました。当時、そこから関東地方環境事務所様との事前相談に向け準備を始め、相談、資料作成、事前申請、補正、環境省本省への申請、補正…とステップを踏み、多くのやり取りを重ねて、昨年4月に、同社の業界では全国初となる、広域認定の取得に至ることができました。
2件目は、企業買収に伴う買収対象企業の調査(デューデリジェンス)です。
普段から当方に許認可手続きをお任せいただいている事業会社様よりご相談をいただき、本件業務をお任せいただきました。同社は、将来に渡る発展のために企業の買収を検討しており、『その際の調査は仲介会社が紹介する第三者が行うのではなく、是非地元地域の力を使って行いたい』という想いから、当方へご相談をいただきました。
ご相談をいただいた直後から、調査業務に長けた弁護士先生・税理士先生にお声がけをさせていただき、ご協力を仰ぐと共に、当方は主に事業性や労務面での調査について、主担当として従事させていただきました。本件業務では、限られた時間の中で精度の高い調査を行うことが求められましたが、先生方や事務所メンバーとの協力のもと、ご依頼の企業様のお役に立つことができたと感じています。
振り返ってみると、いずれの業務においてもご関係いただいた皆様の仕事のレベル(段取り、コミュニケーション、スピード、品質等)が非常に高く、業務を通じて多くのスキルを学ばせていただきました。皆様へのお約束事として、今年も一年、業務を通じて多くのことを学び、関与先企業様に良いサービスを提供できるよう、レベルアップしていきます。何だか堅い感じになってしまいましたが、まずは何でもご相談いただければと思います!
最後に…
今年こそ筆不精を解消して、会長を目標に月に一度は投稿していこうと思います。この目標はあくまで努力目標であり、こちらの約束は難しいですが…(笑)
岸本一輝