ツクシ(スギナ)

駐車場の脇の、日当たりの良い一角で、ツクシが競うように背を伸ばしていました。

ツクシを見たら、”摘んで→食す” という発想の昭和生まれです。

ハカマの間が徐々に伸びるさまが、節と節の間が伸びるタケノコに似ている

(あくまで個人の感想です)

と感じていたこともあり、ツクシは、「スギナの子」というイメージを

漠然と持っていました。

タケノコは成長すると竹になり、

ツクシは成長するとスギナになり…(ませんね)。

ツクシは、スギナの子ではなくスギナの胞子茎で、いわば”花”です。

ツクシの頭にびっしりと並ぶ六角形のフタ(?)が開くと

緑色の胞子がフワッと舞います。この胞子がいわば”種”となり

スギナが繁殖していきます。

ところで、

スギナは、トクサ科トクサ属の植物ですが、

トクサの胞子茎をご覧になったことはありますか?

ツクシにそっくり・・・いえ、こちらが本家?

ツクシには、ビタミンEが豊富に含まれているそうです。

抗酸化物質が豊富ということでアンチエイジングにも効果が

あるかもしれません。

微量の天然毒素を含むため、食べすぎにはご注意を。

(H.Ito)

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