本の紹介

 年初の投稿で「今年は月に一回を目標に投稿!」と記したものの、気が付けばもう2月末…。毎日慌ただしくあっという間に過ぎていきますが、ありがたいことに多くの関与先企業様からお声掛けいただき、忙しくも非常に充実して日々仕事に取り組ませていただいております。感謝です。

 さてさて、本日もいくつかの関与先企業様と打ち合わせをしておりまして、その中である会社の役員の方が一冊の本をご紹介下さりました。少し中身を読ませていただいたのですが、非常にわかりやすく面白い!というわけで、早速本日の帰り道に購入すべく書店に立ち寄りました。

 ところが、ご紹介いただいた本は店頭に無く…。まぁ、他に読みたかったジャンルの本を探して帰ろうかな、と思った矢先、何とも興味をそそる表紙の本が目に飛び込んできました。それがこちら↓

一般社団法人日本建設業連合会編『施工がわかるイラスト土木入門』(発行:彰国社)
(with 息子の喜ぶ顔に負けて、ついつい私が買い与えてしまうトミカたち)

 ページをめくってみると、非常に精緻に描かれた多くのイラストが目に飛び込んできます。内容も、道路やトンネル、橋や港といった各種構造物の工事について、こうしたイラストと共に詳細な説明が付されており、非常に見応え、読み応えのあるものです。

 思わず購入し家路についたわけですが、正直に白状すると、『私も建設業界に関わる者として、関与先企業様の事業を改めて勉強しておかなければならない』という職業人としての意識というよりは、多く描かれた工事現場や重機などのイラストに心を躍らせる私の中の少年が顔を出したと言いますか…、もはや趣味の領域と言いますか…。38歳になったアラフォーの男ですが、少年時代に書店でコロコロコミックを購入した時のように、楽しみを抑えきれず、帰り道につい、パラパラとめくってニヤニヤしてしまいました。笑

 そして自宅に帰りダイニングテーブルに置いておくと、気づけば息子がパラパラとめくっていました。こちらはまだ少年ではなく幼年ですが、やはり心が躍るようです。お気に入りの建設車両トミカと、描かれた建設車両のイラストとを見比べて、楽しそうな表情を浮かべていました。


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 私は今の仕事をするようになり、建設業界に関わるようになったわけですが、様々な建設現場を目にするたびに、『どんな建物が立つのかな?』『どんな工事をするのかな?』とついつい気になってしまいます。気が付けば足を止めて、現場を見入っていることもしばしば…。

 建設業は、インフラという人が生活する上で無くてはならないものを造り上げるという尊い仕事だということは言うまでもありませんが、私はそれ以上に、『様々なモノづくりの要素が詰まった、本当に面白い、わくわくする仕事』だと感じます。今後も、そんなわくわくする仕事の端っこを少しでも齧らせてもらえるように、勉強し続けようと思います。

 ちなみに書店を訪れた本来の目的である書籍については、ネットで無事に購入できました。ついでに、この「施工がわかるイラスト土木入門」のシリーズ本である、「施工がわかるイラスト建築生産入門」についても、漏れなくポチっとしてしまいました。
まぁ、息子が楽しそうなら仕方ないかな、ということで…。笑

岸本一輝