脚立等使用作業での安全確保について

数ヶ月前のことですが、1.5メートルの脚立より転落し頭を強打し病院へ搬送されましたがその後懸命な治療をしたにも係わらず死亡してしまったケースが発生したという話を聞きました。

事故の詳細はわかりませんが、搬送された時は外傷は殆ど無いものの意識レベルはⅢ(刺激しても覚醒しない状態)で重体だったそうです。

このような忌まわしい事故が一度起こると事故に遭われた本人は勿論遺族のこれからの生活にも大きな障害が残ることになります。

たかが1.5メートルと思わないでください。

この高さにご自身の身長を足すと頭の高さは2・5メートル以上になるのです。
この位置から転落すれば床の材質や殴打した部位に因っては先に申し上げたような最悪の事故に繋がってしまいます。

私も膝丈位の踏み台に乗って身長より高い所に洗濯物を干そうとしてバランスを崩し落ちてしまいました。
幸い背中、腰、臀部を打ち一週間程で痛みが引きました。
いつもやっている事だからと油断せず安全を確保したうえで作業をしようと心に留めました。

こちらをお読みいただいた皆様も是非脚立等を使用しての作業をされる時は、使用前の点検(触れて確認) 使用場所・方法を守ってお使いください。

ちなみに、労働安全衛生規則で高所作業での安全確保について定めが置かれています。

是非高所作業をされている建設業者の皆様に於かれましてはいまいちどこちらの労働安全衛生規則を一読いただき安全に作業を行う環境整備をおこなうようにしてください。

アスカ総合事務所 西島

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